動物写真家・岩合光昭さん写真展「こねこ」が12月14日、なんばスカイオ(大阪市中央区難波5)7階コンベンションホールで始まった。
動物写真家として世界的に活躍する岩合さんが、40年以上に及ぶ写真家人生の中で撮り続けてきた猫の作品から、子猫をテーマにした168点の作品をピックアップして展示する。同展は今年8月に京都で初開催。福岡・鹿児島を巡回し、今回の開催で4カ所目となる。今後も東日本を中心に巡回の予定。
「ねこふんじゃった」の音楽が流れる会場では、世界各地で撮影した子猫の作品を「日本」「アジア」「ヨーロッパ」「ラテンアメリカ」「アフリカ」の5つの地域に分けて展示する。大阪展の限定企画として、青森県津軽地方のリンゴ農家で産まれた子猫が、春から冬まで季節を追って成長する姿を撮影した「津軽の四季、子ネコたちの物語。」を20点展示する。
会場に併設するグッズショップでは、同展の写真を印刷したクリアファイルやミニタオル・スマホケース・カレンダーなどの限定グッズを販売する。同展を企画したクレヴィス(東京都渋谷区)の西山直人さんは「子猫のかわいさを十二分に楽しんでほしい。子猫ならではの生き生きとした動きや少し間抜けな表情にも注目してもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は11時~19時(土曜・日曜は10時~、金曜は20時まで)。入場料は、一般(大学生以上)=800円、中高生=600円、小学生以下無料。来年1月5日まで(1月1日は休館)。