もんじゃ焼き店「宝大」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6211-0567)が6月25日、大阪・ミナミの道頓堀に移転オープンした。
同店はもともと、東大阪で15年間営業を行っていた。店長の杞山(きやま)知士さんが「人が多く集まる場所で店を開きたい」と1年半前から候補を探し、大阪での観光地としても有名な道頓堀への移転が決まった。店舗の向かいには松竹座があり、待ち時間を使って来店する客や、関東地方からの観光客、中国や韓国など海外からの観光客が多く来店するという。店舗面積は17坪で、1階と2階に分かれており、テーブル席のみ40席。
もんじゃ焼きは、東京下町が発祥の地で、お好み焼きよりも水分が多い鉄板料理。メニューは、もんじゃ焼きをはじめ、お好み焼きやネギ焼き、焼きそば、ごはんものなどをそろえる。「一番人気」(同店)は、「宝大もんじゃ」(2人前1,800円)で、豚、イカ、えび、もち、チーズ、めんたいこと具が多く乗っている。コーンやキムチなど8種類のトッピング(210円~)も用意されており、いろいろな味で楽しむことができる。だしは創業当初の味を守り通しており、こげ目からは香ばしい匂いが店内を包む。客単価は900円~1,300円。
調理はすべて店のスタッフが行う。もんじゃ焼きが初めてでも気軽に食べてもらえるよう同店スタッフが「ハガシ」を使った食べ方や「食べごろ」も知らせる。「もんじゃ焼きは、大阪では初めての人が多い。おいしさを分かってもらって、もんじゃ焼きファンを増やしていきたい。今後は、店舗を増やしていき、『大阪でもんじゃ焼きといえば宝大』と言ってもらえるようにしていきたい」(杞山さん)と抱負を語る。
営業時間は11時~翌2時。
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