プリンとチーズケーキを一緒に味わえるスイーツ「チーズケーキプリン」専門店の「オミヤスイーツファクトリー」(大阪市中央区南船場3)が3月1日、心斎橋の地下街「クリスタ長堀」のグルメゾーン「KURAPERO(クラペロ)」にオープンした。
同店は2003(平成15)年創業の「元祖カレー鍋居酒屋宮がみ屋本店」(南船場4)などを運営するMフードコンサルティング(同)の新業態1号店。同社の宮上誠吾社長は「近隣に会社が多いのに、土産になるスイーツ店が少ないのではないか」と考え、テークアウトのスイーツ店をオープン。店名は居酒屋「宮がみ屋」と「土産」の語呂を合わせ「オミヤスイーツファクトリー」とした。
同社で働くパティシエ・管理栄養士・ウェブディレクターの20~30代女性3人が、「女性目線」を意識し、商品開発・店舗内装・パッケージデザインなど全てに携わった。新開発したチーズケーキプリンは「幸せの24時間熟成チーズケーキ」が看板商品の「アンツコーヒーカンパニー」(北久宝寺町3)が監修のもと生まれた。チーズケーキは完成してから24時間寝かせることで、生地がしっとりなじむという。
小瓶の下層にチーズケーキ、その上にプリンを重ねる。プリン・チーズケーキをそれぞれ単体で、プリンとチーズケーキを混ぜ合わせてと、3通りの味わい方が楽しめる。チーズケーキはプレーンな1種類のみで、プリンの味はイチゴ、カスタード、キャラメル、抹茶、ほうじ茶、安納芋(各種453円)の6種類を用意する。
管理栄養士の江星瑠璃(るり)さんは「チーズケーキだけだと油分が多くなりがちだが、半分をプリンにすることでカロリーを抑えることができた。友だちとシェアしなから、いろんな味を楽しんでほしい」と話す。