芦原橋アップマーケット(大阪市浪速区浪速東1)が3月15日の開催をもって、7年の歴史に幕を下ろす。運営は一般社団法人リイド(浪速区)。
地域イメージの向上やにぎわいを支援する目的で2013(平成25)年6月、JR芦原橋駅近くで初開催。大阪市の未利用地のうち、イベント会場などで活用できる用地を無償で貸し出す「イベント得区(とっく)」制度を利用して企画された。
当初はタイムズ会場(浪速区浪速東1)のみで開催していたが、イベントスペース「ソルトバレイ芦原橋」(同)、同駅高架下のステーションプラザ会場(同)の2会場を加え、地域住民にとっても恒例のイベントになっていた。
大阪市との2回の契約期間の延長を終え、3月15日に最後の開催となる同イベント。約100店舗が出店予定で、アクセサリーやバッグ、靴など皮革製品を扱う雑貨店が4~5割を占め、残りはオーガニック食材や調味料の販売店、実演を含む飲食店が出店する。和太鼓の演奏やスポーツ競技「フットバッグ」のパフォーマンスなど、アーティストによるライブも行う。
最後の開催を迎えるに当たり、榎並二郎代表理事は「手伝ってくれた人や出店者にまずはありがとうと言いたい。イベントは今回で終わるが、別の形で地域を盛り上げていきたい」と意気込む。
開催時間は10時30分~16時。イベント中止の場合はホームページで告知。