ご当地マスクなどを集めた催事「マスク博覧会」が10月7日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)1階で始まった。
今年7月に開催した浴衣など夏のアイテムを販売するイベント時にご当地マスクを販売した同店。マスク売り場は会場の4分の1程度だったが、終盤は4分の3を占めるほど盛況だったという。その反響の良さから、マスクに特化した催事として同展を企画した。ご当地マスク170種類、子ども用や機能性を高めたマスクなどを130種類、合計5000点をそろえる。
アイヌの文様をあしらった「アイヌ刺しゅう」(1,210円)、天然の藍の色合いが特徴的な「藍染」(3,960円)、「小千谷ちぢみマスク」(1,980円)、「伊賀くみひも」を取り入れた「くみひも立体マスク」(3,960円)など、全国各地のマスクをそろえる。呉服部長の藤井守さんは「高島屋の販売ルートを生かしながら47都道府県のマスクを集めた。販売当初よりも今はデザイン性、ファッション性を求めるお客さまが増えている。これだけのマスクをそろえた催事は珍しいのでは」と胸を張る。
堺市から来た女性(65)は「市販のマスクでは物足りないが、ここはいろいろあって見ていて楽しい。着物の生地や、レースを使ったマスクがすてき」と笑顔で話す。
営業時間は10時~20時。今月20日まで。