大阪市は、大阪府が実施する「『少人数利用』飲食店応援キャンペーン」の中で、ミナミ地区におけるポイント上乗せ期間を11月15日まで延長すると発表した。
9月18日に始まった「『少人数利用』飲食店応援キャンペーン」は、グルメサイトを通して予約し、4人以下で5,500円以上の飲食をした場合、1組当たり2,000円のポイントを還元するというもの。8月に時短営業などを要請したミナミエリアについては、大阪市が独自に2,000円分のポイントを10月末まで上乗せするとしていた。しかし、大手グルメサイトの参入が遅れたことなどから11月15日まで期間を延長することを決めた。
タイ料理店「クンテープ 道頓堀本店」(大阪市中央区道頓堀1)の山口貴志店長は「大阪市独自の上乗せキャンペーンでお客さまが戻ってきた。延長は大変ありがたいし、これを機ににぎわいが戻れば」と期待を寄せる。
11月16日には「ミナミで買い物!応援キャンペーン」も始まる。ミナミ地区で飲食店や宿泊施設を除く店舗でキャッシュレス決済を利用した人を対象に、購入額の20%をポイントで還元する(1社につき、3000円分が上限)。コロナ禍で打撃を受けた店舗の支援と、非接触型の決済を推進するのが狙い。期間は12月末まで。