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マルイ横で社会実験「御堂筋チャレンジ2020」 密回避と回遊性維持の両立目指す

11月28日から始まった「御堂筋チャレンジ2020」

11月28日から始まった「御堂筋チャレンジ2020」

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 社会実験「御堂筋チャレンジ2020」が11月28日、なんばマルイ(大阪市中央区難波3)横の歩行者空間で始まった。

工事が進む道頓堀橋の東側

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 御堂筋の千日前(難波交差点)~なんば駅前(難波西口交差点)の東側区間は2016(平成28)年11月、車道の側道部分(1車線)を閉鎖。自転車専用レーンとして整備するとともに、歩道を拡幅するモデル整備を行った。それに続く社会実験として2017(平成29)年、拡幅した歩道空間の利活用を目的に「御堂筋チャレンジ」を初めて実施。歩道上にはにぎわいや滞在を促すベンチやテーブルが置かれたほか、キッチンカーなども出店した。

 今回は、将来的に沿道1階の店舗が道路空間を利活用するシーンを想定し、オープンカフェを設置する(12月12日~20日まで)。また、周辺商店街の情報などを案内するデジタルサイネージを2期設置し、協賛広告としての財源の可能性を検証する。

 Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)と空席情報配信サービスを提供するバカン(東京都千代田区)は、密の回避と回遊性維持の両立を目指し実証実験を実施。周辺店舗の空席情報をアプリで可視化し、利用者が密を回避できる仕組みなどを整える。

 同エリアの北に位置する千日前通りから道頓堀川までの東側側道も12月3日から封鎖し、ベンチやサインを試験的に設置する。

 大阪府による営業時間短縮要請を受けて、全てのイベントは21時で終了する。12月27日まで。

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