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近大がミナミの飲食店にオリジナルマスクを寄贈 90店に計3000個

贈呈風景

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近畿大学(大阪府東大阪市)は、12月18日、ミナミの飲食店に「近大マスク」を寄贈し、お好み焼き千房道頓堀店(大阪市中央区道頓堀1)で寄贈式が行われた。

マスクをつけての接客風景

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「近大マスク」は「『オール近大』新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」の一環として実施するもの。ミナミエリアの飲食店90店舗に合計3000個を寄贈する。

「大学の講義を受ける生徒や聴覚障害を持っている人のために、相手の口の動きや表情が読み取れ、感染防止にも役立つ低コストマスクを」をコンセプトに開発された同マスク。飛沫(ひまつ)が前方に飛ばないよう口の周りを覆う形状が工夫されており、分解することでコンパクトに持ち歩ける。眼鏡をかける要領で耳と鼻だけで固定するため、マスク蒸れによる肌荒れなども心配がないという。

開発した西藪和明教授は「使用者にはスマホで簡単に答えられるアンケートを通じ、随時フィードバックをもらうことで、今後も改良を続けていきたい」と語り、すでに開発が終わっているバージョン2も年明けに発表したい意向。道頓堀商店会会長の上山勝也さんは「大阪の大学が大阪の人の悩みを解消してくれた。これぞ人情の町。このマスクを使って楽しく食事をしてほしい」と話す。

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