「祇園イリゼ茶寮」が1月9日、大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)地下1階に期間限定でオープンした。
2014(平成26)年に大阪・堺市にオープンしたカフェ「メゾン・ド・イリゼ」の新業態店。オーナーの小笠原恭子さんが、乳製品や卵など動物性の食材が体に合わなくなってきたと感じ、「同じような悩みを持つ人にもおいしいスイーツを食べてもらいたい」と2020年7月、京都・祇園に1号店をオープンした。生クリームやバターなど乳製品を使用する洋菓子を、独自の手法でビーガン(完全菜食主義者)向けに商品化して提供する。
イチゴ、キウイ、オレンジなどを使ったフルーツサンド(702円)や、カヌレ(270円)、ナッツ類の油分を使ったバターサンド(756円)などを提供する。春には植物性の素材だけで作ったチーズケーキやアイスケーキなども展開する。
小笠原さんは「30代以上の方から支持が厚いので、百貨店の客層を考えると相性もいい。おいしさに妥協しないビーガンスイーツを味わって」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。8月31日まで。