「ダイアナ妃が愛した画家 ロバート・ハインデル展」が2月3日、大丸心斎橋店8階「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ」(大阪市中央区心斎橋筋1)で始まった。
ロバート・ハインデルは1938(昭和13)年にアメリカで生まれ、企業広告などを手掛けるアーティストとして活躍。1980年代以降はバレエダンサーを描き、世界各国で個展を開催した。没後も人気は高く、故ダイアナ妃やモナコ公国のキャロライン王女などがコレクターとして名を連ねている。
同イベントを手掛けるのは東京・代官山にギャラリーを構えるアートオブセッション(東京都渋谷区)。ロバート・ハインデルの作品を多数扱うギャラリーで、大丸心斎橋店でハインデル展を開くのは約30年ぶりという。会場では原画6点のほか、故ダイアナ妃が所蔵する作品「Pas de Duex in Rehearsal」などの版画約40点を展示する。
アートオブセッションの出川健太取締役は「本番に向けてひたむきに努力するバレエダンサーを描き続けたハインデル。作品からあふれるパワーを感じ取ってもらえたら」と話す。
「時空を超えて、輝き続けるアート」の発信を目的に、2019年の同館リニューアルに合わせて開設した同スペース。これまで絵画展を中心に日本刀展や磁器展なども開催してきた。面積は約110平方メートル。
営業時間は10時~20時。今月9日まで。