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千日前のステーキ店が熟成肉ハンバーガー 同級生が手掛けるパン店とコラボ

熟成肉を130グラム使った「ゼロジュクバーガー」

熟成肉を130グラム使った「ゼロジュクバーガー」

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 千日前のステーキ店「0℃熟成ステーキ本店」(大阪市中央区千日前1、TEL 06-6211-2236)が3月8日、ハンバーガー「ゼロジュクバーガー」の提供を始めた。運営はくれおーる(同)。

「くれおーる」の加西社長(左)と「ブーランジェ エスカガワ」オーナー・加川さん

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 2017(平成29)年6月にオープンした同店。店内に設置した熟成庫で240時間以上熟成させた牛肉をステーキで提供する。熟成庫内を平均気温0℃、湿度99%に保つ「0℃熟成」方法で「牛肉の質を劣化させることなく、牛肉の持つうま味を増すことができる」という。

 新メニュー「ゼロジュクバーガー」(1,000円)は、「0℃熟成」させた牛肉を手軽に味わえ、コロナ禍で需要の高まったテークアウトやデリバリーに適した商品として企画。同店初のハンバーガーメニューで、ポテトフライとソフトドリンクが付いたセットは1,346円(以上、税別)。

 パティは、2週間熟成させたアメリカ産の牛肉を130グラム使用。粗びきの牛肉100%でつなぎを使わず、味付けも塩・こしょうのみでシンプルに仕上げることで、「牛肉そのものの食感やうま味」を活かした。中に挟むトマトやレタスなどの野菜も、牛肉と同様に「0℃熟成」させたものを使用する。

 バンズは、大阪・中崎町の人気パン店「ブーランジェ エスカガワ」が、「ゼロジュクバーガー」のために開発したオリジナル。北海道産小麦や天然水など、全ての材料を国産にこだわり、「牛肉の旨味を引き立てる」よう、玄米粉でコクを出した。同店オーナーの加川慎二さんが、くれおーるの加西幸裕社長と小、中学校の同級生だったことから今回のコラボが実現した。

 加西社長は「熟成ステーキ専門店の牛肉を使ったうま味がしっかり感じられるパティと『ブーランジェ エスカガワ』が今回のバーガー専用に焼いたバンズの相性が抜群」と自信を見せる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~21時(3月21日まで、以降は大阪府の営業時短要請に従う)。「ゼロジュクバーガー」のイートインはランチタイムのみ。

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