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大丸心斎橋店屋上で都市養蜂プロジェクト 「新たな心斎橋名物に」

大丸心斎橋店本館屋上で行う「心斎橋はちみつプロジェクト」

大丸心斎橋店本館屋上で行う「心斎橋はちみつプロジェクト」

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 「心斎橋はちみつプロジェクト」が3月23日、大丸心斎橋店本館(大阪市中央区心斎橋筋1)屋上で始まった。

女王蜂(中央)とミツバチ

 2019年9月、86年ぶりに旧本館を建て替えオープンした同館。「低炭素社会への貢献」を体現する店舗として、館内照明を全てLED化したほか、屋上に約900平方メートルの緑地を設置している。同プロジェクトは「環境保全」「地域共生」を目的に、同店地下1階に店舗を構える蜂蜜専門店「ラベイユ」と協働し、都市養蜂を行う。

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 23日は、屋上にセイヨウミツバチ5万匹が入った巣箱5群を設置し、ラベイユ養蜂部のスタッフがハチの状態を確認した。5月中旬から7月中旬にかけて採蜜し、約200キロの収穫を目標にする。その後9月をめどに、「心斎橋はちみつ」として販売を開始し、蜂蜜を使ったパンやカステラなどの製品化も予定する。「毎年養蜂を行い、今後は近隣の飲食店ともコラボし、心斎橋の新たな名物になれば」と同館の店舗開発担当・吉田真治さんは話す。

 2019年に同館に隣接する旧北館(現心斎橋パルコ)で試験的に養蜂を実施。約60キログラムの蜂蜜が採れ、本館地下1階で瓶詰めや加工品にして販売した。翌年に本格始動する予定であったが、コロナ禍で1年延長になった。同館によると、大阪には環状線の周辺に蜜源となる公園や河川敷があり、心斎橋はほぼ中心に位置するため、ミツバチにとっては好立地な環境だという。

 吉田さんは「大阪府は全国的に珍しく、都市養蜂に関する条例があるため、約1年かけて周囲からの信頼を得、実施にこぎ着けた」と振り返り、「近隣のビルの緑化が進むきっかけや、近隣小学校を招待し、採蜜活動を通して自然の大切さに気付いてもらうきっかけになれば」と今後の活動に意欲を見せる。

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