「道頓堀川万灯祭2021」が7月1日、「とんぼりリバーウォーク」(大阪市中央区道頓堀6)で始まった。
ミナミの夏の風物詩となっている同イベント。今年は公式サイトからのインターネットによる受付に加え、クラウンドファンディングを初めて行ったことで昨年より100灯多い約1300灯のちょうちんが集まった。感染拡大防止のため今年も点灯式は行わない。
道頓堀商店会の北辻稔事務局長によると、これまでは社名などを入れるちょうちんが多かったが、昨年からちょうちんにメッセージを入れる人が増えたという。「大好きやで 道頓堀」「好きやねん ミナミ」など同地への愛情を感じさせるものから「負けるなミナミ!」「コロナ退散!」「群馬からも応援中!!」と応援するものなど約40のメッセージ入りちょうちんが集まった。
1999(平成11)年に大阪青年会議所の事業として始まり、2003(平成15)年からは地元商店街などで構成する「いっとこミナミ実行委員会」(道頓堀1)が主催するライトアップイベント。当初600灯余りからスタートしたが、とんぼりリバーウォークの延伸などに伴い規模を拡大。2013(平成25)年からは日本橋(堺筋)~深里橋(四ツ橋筋)の約800メートル区間に拡大し、今年は1200灯のちょうちんを飾り付ける。
点灯時間は19時~翌2時。8月31日まで。