アパグループ(東京都港区)が9月2日、「難波南クリスタルホテル」(大阪市浪速区敷津東3)を取得したと発表した。オープンは2021年10月29日を予定している。
難波南クリスタルホテルは2019(平成31)年1月に開業したホテルで、地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩1分に位置する。リニューアル後は「アパホテル<なんば南 大国町駅前>」となり、ビジネスや国内レジャー、インバウンドなど幅広い宿泊需要を取り込んでいく。アパホテル(東京都港区)が運営する。
全客室に事務所並に明るい照明を設置するほか、寝具を高級羽毛仕様にするなど滞在中の満足度を高めてリピートにつなげる。建物は10階建てで、現状114室だが、オープン後に4室の増室工事を行う。1階にはレストランも新設する。延べ床面積は約2500平方メートル。
大阪市内には現在、FCや建築・設計中、リブランド予定を含め、26ホテル1万1131室を展開している同グループ。2023年1月には「アパホテル&リゾート<大阪梅田タワー>」(34階建て、全1704室)、2024年夏には同<大阪難波駅タワー>(40階建て、全2060室)の開業も控える。