南海なんば駅前を歩行者天国にする社会実験「なんばひろば改造計画」が11月中旬に始まる。
高島屋大阪店となんばマルイの間の「なんば駅前広場」は、北側を東行き2車線道路が、南側を西行き2車線道路が取り囲み、道路で囲まれた東部分がタクシー乗り場に、西部分が喫煙スペースとバス乗り場として整備されている。
同駅周辺空間の魅力向上を目的に、地元団体や行政が協力し、2016(平成28)年に始まった実証実験。その際は駅前の西行き2車線道路を封鎖したほか、なんさん通りは車の通行を南側一方通行に制限するなど大規模な交通規制を行った。タクシー乗り場を同駅西側に移し、空いた場所にテーブルやイスを設置して飲食店を出店したり、アーティストのライブを開催したりした。
前回実施時のアンケートに「全体の広さ」「通路の広さ」などが改善点として挙がっていたことから、今回は駅前東行き2車線道路も封鎖する。なんさん通りも搬入車以外は進入禁止にし、同広場を完全な歩行者天国にする。