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大阪難波駅構内にカフェスタンド ICカード普及で特急券売り場利用者減少のため転用

特急券売り場をカフェスタンドに転用した「Cafe Ciao Express」

特急券売り場をカフェスタンドに転用した「Cafe Ciao Express」

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 大阪難波駅構内1・2番線ホーム(名古屋・伊勢志摩・奈良方面行き)に昨年12月28日、カフェスタンド「Cafe Ciao Express(カフェチャオエクスプレス)大阪難波駅店」がオープンした。運営は近鉄リテーリング(大阪市天王寺区)。

「大阪なんばのクリームあんぱん」

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 「Cafe Ciao Express」はイタリアンカフェ「カフェチャオプレッソ」のテークアウトに特化した店舗。「カフェチャオプレッソ」は、関西、中部の近鉄駅改札内に全11店舗を構える。駅ホーム内にカフェをオープンするのは今回が初。

 ICカードの普及により特急券売り場の利用客が減少したことから、売り場スペースを有効活用するためカフェスタンドへの転用を決めた。「乗車のお供に思い出に残る一杯」をコンセプトにしている。

 ドリンクは「ドリップコーヒー」(360円)、日本バリスタ協会認定のバリスタがセレクトしたバニラフレーバーでフルーティーな酸味が特徴の「スペシャルティコーヒー」(460円)、「International Beer Cup2021」で入賞した自家醸造の大和醸造オリジナルのクラフトビール「はじまりの音(ね)」(660円)の3種類。

 フードはサンドイッチやパン、おからパウダーを使い低糖質な「OKARADAバー」、クラフトビールに合わせたつまみなどの約15種類を取りそろえている。中でもパン表面に「なんば」の文字が入った「大阪なんばのクリームあんぱん」(216円)は土産として購入する客も多いという。

 レストラン・フード事業部営業チームマネジャーの飯田宏之さんは「旅行やビジネスなどで特急電車に乗られるお客さまに移動時間を有意義に過ごしてほしい。『Cafe Ciao Express』での体験が乗車の思い出になれば」と話す。

 営業時間は7時~21時。オープン記念として2月28日まで、当日乗車する特急券を提示するとドリップコーヒーが300円になる。

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