南海難波駅3階に設置されていた、AIを活用したデジタルサイネージに1月14日、新たな機能として「係員との遠隔通話機能」が追加された。
ティファナ・ドットコム(東京都目黒区)が提供する案内システム「AIさくらさん」を昨年7月に導入し、検証を続けてきた南海電鉄。新たな機能として「係員との遠隔通話機能」を追加し、利便性の向上を図る。
「乗換案内」「レストラン」「観光案内」「コインロッカー」だった4つのカテゴリーに、「トイレ」「バス・タクシー」など4つの項目を加え、合計8カテゴリーを表示するよう変更。画面デザインも変え、「使いやすさ」を重視した。
これまで3階北改札口に設置していたが、機能の追加に合わせて2階中央改札口に移動し、施設利用状況の変化などを検証する。「親しみを持ってもらえるように」と高さ160センチメートル、幅70センチメートルの「AIさくらさん」等身大パネルも設置する。
稼働時間は5時~23時。サイネージ・パネルの設置は3月31日まで。