大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)本館地下1階と地下2階の食品売り場で2月2日、恵方巻きの販売が始まった。
新型コロナウイルス感染拡大防止策として「おうち時間」が再び注目されている中、節分を「究極のおうち行事」として捉え、ファミリー層を狙って展開する今回の催事。家族の好みが分かれても楽しめる「それぞれの『推し』恵方巻き」をテーマに、昨年のヒット作から定番、高級、変わりネタなどの豊富なジャンルをそろえるほか、サイズ展開なども意識した。
恵方巻きは約15店舗で展開する。昨年900本売った実績を持つ「天ぷら 門久」の「恵方天巻」(378円、限定1000本)は今年も販売。鮮魚店「魚くみ」は「超本マグロづくし恵方巻」(4,317円、限定10本)を販売する。昨年の販売個数売り上げ1位を獲得した「特上魚くみ海鮮恵方巻」(2,157円、ハーフ=1,166円、予約可)も。
特設イベントスペースでも恵方巻きを用意。「みそかつ 矢場とん」の「みそかつ恵方巻」(700円、限定300本)には、祈とうしたのりが使われている。「青空Blue」は「うどん屋の太巻き寿司」(1,250円、ハーフ=630円、限定200本)を販売。変わりネタとして、酢飯の代わりにチャーハンを採用した「四陸」の「チャーハン巻」(605円、限定10本)や、ヒレカツを太巻きにした「まい泉」の「恵方ヒレかつ巻き」(840円、限定30本)なども販売する。
営業推進部販売促進担当の武藤玲乃さんは「百貨店の特性を生かして幅広いジャンル、価格、サイズ展開のものを取りそろえた。『実はあの店も恵方巻きを展開している』などの楽しみもあると思うので、自分好みの恵方巻きを見つけてもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。販売日は各店で異なる。今月3日まで。