3月8日の国際女性デーに合わせた3社合同トークセッションが同日、心斎橋ホテルW大阪(大阪市中央区南船場4)で開催された。主催は同ホテル。
当日は、同ホテルと大丸心斎橋店(心斎橋筋1)、心斎橋PARCO(同)の3社から年齢や性別が異なる6人の従業員が参加。トークセッションを行った。同ホテル総支配人の近藤豪さんは「ジェンダーフリーやLGBTQ、環境、文化を越えて、互いに思い合いリスペクトし合う場であってほしい」とあいさつ。多様性を認め合うことの大切さや各社でのLGBTQや女性の社会進出の取り組みなどについて話し合った。
3社は「心斎橋エリアを元気に!」をスローガンに、地域を盛り上げようと合同プロジェクトも立ち上げた。第1弾として、チャリティートートバッグ(1,800円)の販売も2月末から開始した。売上金の一部を大阪観光局に寄付し、「LGBTQツーリズムセミナー」の開催費用に充ててもらう。
同ホテル副支配人の横山絵理子さんは「大阪をインターナショナルの社会にしたい。一人一人違うことが素晴らしい、違うからこそよいものが生まれる。3社共同の企画はこれからも計画していく」と話す。