「BUBBLES BURGER(バブルスバーガー)」が4月21日、心斎橋・南船場の飲食店のテストマーケティング拠点「飲食店.β(ベータ)」(大阪市中央区南船場3)に期間限定でオープンした。運営は「h,a,s(ハズ)!」(都島区)。
3月に足羽山(福井県)の「ASUWAYAMA DECK(アスワヤマデッキ)」に1号店をオープンした同店。約33平方メートルの店内には、カウンター=9席、テーブル=8席を用意する。都市部でのFC展開を見据えた実験店舗という。ターゲットを10~30代の若年層に絞り、3カ月で1万人の集客を目指す。
コンクリート打ちっ放しの壁やステンレス製のテーブルなどでしつらえた無機質な店内とカラフルな商品の対比を意識したという看板メニューで、手のひらサイズのバーガーは、カボチャやパプリカ、炭など自然由来の材料から抽出したエキスを原料に、黒、ピンク、黄、青、緑、紫、オレンジの7色を付けたバンズが特徴。バンズには、スモークサーモンやスペイン産生ハム、豪州黒牛100パーセントビーフパテなどの具材7種類と、チーズやベリージャムなどを使うオリジナルソース7種類をはさむ。7個入り、5個入り、3個入りの3種類をそろえ、価格は2,380円、2,080円、1,580円。ドリンクやサラダなどのサイドメニュー3種類が付く。
ハズの田端弘一社長は「飲食業とは無関係の企業にもFC展開を呼びかける。展開が、経営の立て直しや新たな客層を取り込むきっかけになれば」と話す。
営業時間はランチ11時~15時、ディナー17時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~21時)。7月24日まで。