ハードサイダー専門店「shuwa2（シュワシュワ）」（大阪市中央区千日前2、TEL 050-3623-4070）が5月1日、裏なんばにオープンした。運営はシクロ（西成区）。

店内のサーバーから直接サーブする

　大阪・西成発のクラフトビール醸造所「Derailleur Brew Works（デュレイラブリューワークス）」（西成区）や自社クラフトビールを提供する居酒屋「スタンドうみねこ」などを運営する同社。シュワシュワは、クラフトビールに加え、リンゴで造る醸造酒「シードル」を提供する新業態として出店した。約134平方メートルの店内に、テーブル6席、カウンター14席、5人が座れるベンチ席を用意する。

　店内中央にサーバーを設置し、国内生産シードル6種類、クラフトビール6種類をスタッフが直接サーブして提供する。大阪のビールブルワリー（醸造所）2社と開発した同社初のオリジナルシードル2種類も用意する。「THE NIGHT OF BAK NEW GALAXY（ザナイトオブバクニューギャラクシー）」は麦芽を使い、黒みがかった色味や渋みのある味が特徴。「APPLE SKULL HAIR STYLE（アップルスカルヘアースタイル）」はワサビを使いさっぱりとした味わいに仕上げたという。サイズはS（270ミリリットル）、M（360ミリリットル）、L（480ミリリットル）、MEGA（720ミリリットル）の4種類。シードルの価格はS＝850円、M＝1,100円、L＝1,500円、MEGA＝1,900円、クラフトビールはS＝700円、M＝900円、L＝1,200円、MEGA＝1,700円。

　料理はシードルとの相性を意識し、スパイスやハーブを使ったメニューを用意する。パクチーを練り込んだつくねにタイ料理で用いられるコブミカンの葉をのせた「コブミカンの葉包みのつくね」（680円）などのフードや、スパイスのクミンを生地に練り込んだ「クミンのカヌレ」（380円）などデザートメニューも用意する。

　フードメニュー開発担当の梶原瑠璃さんは「飲み歩く人が多い裏なんばから、シードルをはやらせていきたい。スタッフやお酒好きな人々の交流の場にもなれば」と話す。

　営業時間は17時～23時。