不動産事業を展開するヒューリック(東京都中央区)など4社が5月10日、「(仮称)心斎橋プロジェクト」(大阪市中央区南船場3)について、計画概要を発表した。
「(仮称)心斎橋プロジェクト」はヒューリックが2017(平成29)年に取得した「心斎橋プラザビル(本館・東館・新館)」と「心斎橋フジビル」の4棟を建て替え、店舗・宿泊施設・事務所が入居する複合施設に一体開発するもの。2026年2月の完成を目指す。同社のほか、竹中工務店(大阪市中央区)、JR西日本不動産開発(北区)、パルコ(東京都渋谷区)が事業主として参画する。
地下2階、地上28階建てで、延べ床面積は約4万6284平方メートル。6階までを商業店舗、屋外テラスを挟んで8階~14階を事務所とし、16階以上には宿泊施設「ザ・ゲートホテル」が入居する。ヒューリックによると、御堂筋・長堀通りに面する低層階にはラグジュアリーブランドの誘致を計画しているという。