「ル・クロワッサン心斎橋店」（大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6211-9603）が6月25日、クロワッサン専門店としてリニューアルオープンした。運営はエムズフードアンドライフ（守口市）。

「ル・クロのプチクロ」にシロップを塗る様子

　「ル・クロワッサン」は1985（昭和60）年創業のベーカリー。現在、大阪と兵庫に10店舗を構える。看板商品の「ル・クロのプチクロ」（5個＝250円～）は、全店舗で1日に1万3,000個売り上げるという。

　心斎橋店は2010（平成22）年にオープン。リニューアル前は約25種類のパンを販売していた。オープン12周年を迎え「クロワッサンのみに特化した専門店」としてリニューアルした。建物の古い雰囲気を生かしつつデジタルサイネージや非接触レジを導入。約46平方メートルの店内で焼いたクロワッサンに客の目の前でシロップを塗る実演も行う。

　ラインアップは、北海道産小麦と発酵バターを使用したクロワッサン9種類。看板メニューの「ル・クロのプチクロ」に加え、「明太（めんたい）フォンデュ」などの食事系4種類と「クワトロショコラ」などのスイーツ系4種類を用意する。いずれもセット販売のみで、スイーツ系4種類と「ル・クロのプチクロ」が入った「スイートセット」（700円）、食事系4種類が入った「お食事セット」（700円）、「ル・クロのプチクロ」2個とスイーツ系・食事系の各4種類の類合わせて10個が入った「デラックスセット」（1,500円）の3セットを用意する。「ル・クロのプチクロ」は5個単位でも販売する。

　店長の山中利一さんは「自家用にはもちろん、家族や友人、職場へのお土産やプレゼントにも選んでもらえれば」と話す。

　営業時間は11時～21時。テイクアウトのみ。