阪神なんば線、ダイヤ概要を発表-神戸・奈良間直通列車は毎時3本

試運転で近鉄線に乗り入れる阪神電車(左)

試運転で近鉄線に乗り入れる阪神電車(左)

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 阪神電気鉄道は8月29日、来年3月20日に開業する阪神なんば線(西九条-近鉄難波間、3.8キロメートル)を通る近鉄奈良線との相互直通運転のダイヤ概要を発表した。

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 阪神と近鉄の相互直通運転により三宮-近鉄奈良間を約80分(最速列車は70分台)で結ぶ。運賃は940円。急行系列車として「快速急行」をほぼ終日にわたり、1時間当たり3本、平日朝ラッシュ時は1時間当たり5本を運転する。「普通」など阪神なんば線(尼崎-近鉄難波間)内の各駅に停車する列車は、尼崎-近鉄奈良間を最長運転区間として1時間当たり3本(休日は6本)運転する。運行ダイヤの詳細はまだ決まっておらず、決定次第改めて発表する。

 新線区間が開業する3月20日から、阪神本線と武庫川線の各駅と新線区間各駅を発着する通勤定期を対象に阪神梅田駅でも乗降できるサービスを始める。通学定期は対象外で、定期区間外の阪神本線途中駅での乗降はできない。

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