中長期滞在型ホテル「東急 ステイメルキュール 大阪なんば」(大阪市中央区西心斎橋2)が12月1日、オープンする。
同ホテルを運営する「東急リゾーツ&ステイ」(東京都渋谷区)が、フランス発のホテルブランド「メルキュール」とフランチャイズ契約を結んで開業する。東急リゾーツ&ステイによると、同社の持つ高い滞在機能性に、メルキュールが持つデザイン性を加えることで満足度の高い滞在体験が提供できると考え、ダブルブランド名称での運営を決定。海外での認知度が高いホテルと提携することで、インバウンド(訪日客)の取り込みも図る。
ホテルは地下1階、地上18階建て。延べ床面積は1万3680平方メートル。客室数は288室(21~54平方メートル)で、4割の客室にキッチンを導入する。ホテル内にはレストラン、ジム、売店、ランドリーなどが入る。
東急リゾーツ&ステイ粟辻稔泰社長は「難波は関空からのアクセスが良く、中でもアジア圏から人気が高い。難波の新たな魅力を発信するランドマークとなれば」と意気込む。