社会実験「御堂筋チャレンジ2022」が10月15日から始まった。
御堂筋のなんば駅前(難波西口交差点)~千日前(難波交差点)の東側区間は2016(平成28)年11月、車道の側道部分(1車線)を閉鎖。自転車専用レーンとして整備するとともに、歩道を拡幅するモデル整備を行った。それに続く社会実験として2017(平成29)年、拡幅した歩道空間の利活用を目的に「御堂筋チャレンジ」を初めて実施。歩道上には滞在を促すベンチやテーブルが置かれたほか、キッチンカーなども出店した。社会実験は、市と道路協力団体などが協力して実施する。
4回目となる今回は、10月4日から閉鎖されている御堂筋の側道(道頓堀川から長堀通りまでの約700メートル)も含めて約1100メートル。閉鎖した側道の一部にデッキやベンチ、キッチンカーを設け、エリア周辺の回遊状況などを検証する。道頓堀川から千日前通りまでの区間では東西の商店街と連携し、学生によるアート作品の展示(南地中筋商店街)なども計画する。このほか、町の歴史などが書かれた案内板も6カ所に設置する。
11月13日まで。