格闘ゲーム「ストリートファイター」の展覧会「俺より強いやつらの世界展」が11月18日、心斎橋パルコ(大阪市中央区心斎橋筋1)14階で始まった。
「ストリートファイター」は1987(昭和62)年にカプコンが発売した格闘ゲーム。1991(平成3)年には「ストリートファイター2」が大ヒットし、アニメ化や実写映画化されるなど社会現象となった。現在も続編が作られ、2023年は「ストリートファイター6」の発売を予定している。
展覧会では「ストリートファイター」の登場キャラクター別に、制作資料や原画などを展示する。大型モニターの前に立って、主人公・リュウの必殺技「波動拳」のポーズをとると、モニター上で波動拳が飛び出すデジタルコンテンツを用意するほか、「ストリートファイター2」「ストリートファイター6」「ファイナルファイト」をプレイできる。人気キャラクター「チュンリー」「ベガ」の等身大の立像もフォトスポットとして設置する。物販エリアでは展覧会図録やポスター、アクリルスタンドなどを販売する。
同展は2020年7月の福岡市での開催を皮切りに、渋谷(2022年2月)、北九州(2022年6月)と巡り、大阪会場で最終となる。企画・制作を手がけた西日本新聞イベントサービス(福岡県)の営業・林昌利主任は「これまではプレイ経験のある30~40代が多かった。心斎橋パルコは若い世代が多いので、新しい層にストリートファイターの魅力を伝えられるのでは」と期待を寄せる。
開催時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。入場料は、大人=1,300円、小学生=700円、未就学児無料。12月24日まで。