少女画で知られる高橋真琴さんの個展が12月7日、大丸心斎橋店8階「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ」(大阪市中央区心斎橋筋1)で始まった。
高橋さんの米寿を記念して開催。今年春の東京開催に始まり、名古屋での開催を経て大阪が最終会場になる。大阪出身の高橋さんは1953(昭和28)年に漫画家としてデビュー。昭和時代には日用品や雑貨のイラスト、少女漫画誌の表紙なども手がけた。個展のテーマは「トゥインクル・パーティー」で、瞳の中にキラリと光る星を描く高橋さんの画風から名付けた。
会場では、初披露する版画「エターナル・スター」をはじめ、大阪をイメージし、小さい虎を抱えた少女を描いた原画「ハッピー・タイガー」など約50点を展示・販売する。
京都から来場した60代の女性は「今日の目的は原画の抽選販売。小さい頃からのファンで、描かれた女の子のファッションがおしゃれですてき」と目を輝かせた。
開催時間は10時~20時(最終日は16時閉場)。今月13日まで。