OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」の発表会が12月13日、大阪松竹座(大阪市中央区道頓堀1)で行われた。
発表会にはトップスター楊琳(やんりん)さん、娘役トップスターの舞美りらさんなど4人と、作・演出・振付を担当した上島雪夫さんが登場した。今年、誕生100周年を迎えたOSK日本歌劇団。楊さんは「(コロナ下で)舞台に立てることが当たり前ではない中、多くの人の協力で私たちは舞台に立たせていただけた」と今年一年を振り返った。来年には大阪松竹座が開場100周年を迎えることを受け「節目の公演ができるのはうれしく思う」と話し、新作については「新しいのに懐かしい。おしゃれで品のあるレビューになっている」と自信をのぞかせる。
新作は洋舞2本立てで、1部が映画「ロシュフォールの恋人たち」をオマージュした物語仕立てのショー、2部はタンゴやストリートダンス、ラインダンスで構成する華やかなショーになるという。上島さんは「自分の持っている引き出しを全て開けた。これまでにないレビューを見せられたら」と話す。
公演期間は来年2月4日~12日。料金は5,000円~。