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心斎橋に国産食材使うフレンチレストラン ミシュラン選出フレンチの姉妹店

フレンチレストラン「Noeud.×THE CHEF'S」

フレンチレストラン「Noeud.×THE CHEF'S」

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 フレンチレストラン「Noeud.×THE CHEF'S(ヌー. シェフズ)」が2月18日、大阪・心斎橋の「KOKO HOTEL 大阪心斎橋」(大阪市中央区南船場3)1階にオープンして1カ月がたった。運営はタガヤ(京都市)。

その日使う食材をオープンキッチン前に並べる

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 東京・永田町にオープンして以来2年連続でミシュラン1つ星、持続可能な取り組みを評価する「グリーンスター」を獲得したフレンチレストラン「Noeud.TOKYO(ヌー. トウキョウ)」(東京都千代田区)の姉妹店。「オール・サステナブル」をコンセプトに、地産地消やフードロスに配慮した「無駄のない」調理で、食材の持つ味や特徴を生かした「無理をしない」料理を提供するという。店舗面積は約50坪。席数はテーブル32席。

 料理で使用する食材は、全てシェフが生産現場を訪れ、栽培環境や味を目と舌で確かめ、生産者とも交流した上で買い付けたもの。同店では、兵庫・「WATAYAファーム」や滋賀・「みなくちファーム」、和歌山・「上門農園」など、近畿地方の野菜をメインに使う。QRコードを読み込んで見るメニュー表は、料理名ではなくその日使う食材と産地だけを記載する。

 メニューは、「おまかせディナーコース」(8~10品=1万2,100円)やシャンパン1杯が付く「テイスティングディナーコース」(7品=8,470円)など。コース料理はフレンチレストラン特有の定番名物料理「スペシャリテ」を用意せず、毎日変わる。コース例は、アミューズプレート、前菜2種、野菜料理、魚料理、お口直し、肉料理、デザート2種、焼き菓子、食後のコーヒーなど。

 同店の料理長・湊一起さんは「食材を余すことなく使い、1皿につき1種類の野菜をペーストや燻製(くんせい)などさまざまな調理方法で提供する。野菜をメインにしているため、フレンチながらも重く感じないといった声もある。料理を通して、知らなかった野菜のおいしさや特徴を知ってもらえれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=12時開店、12時30分提供開始、ディナー=18時開店、18時30分提供開始。日曜~火曜定休。

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