創作チーズ料理と「原価に近い」という価格でドリンクを提供する「原価ビストロチーズプラス なんば店」（大阪市中央区難波千日前1）が4月28日、大阪・裏なんばにオープンした。

チーズがあふれ出る「シカゴピザ」

　フランスやイタリアなどの海外産から、滋賀・竜王「湖華舞（こかぶ）牧場」の国産まで約20種類のチーズをそろえ、フレンチの技法を生かした創作チーズ料理を提供する同店。店名の「原価」は、生ビール＝260円、ハイボール＝64円～、ボトルワイン＝863円～など約120種類のアルコールドリンクを、「原価に近い価格で提供する」（同店）ことから名付けた。

　2018（平成3）年にオープンした京都七条店を皮切りに、京都・河原町や滋賀・草津、大阪・京橋など10店舗を展開。今回、なんばエリアに初出店する。店舗面積は約24坪。カウンター、テーブル合わせて44席設ける。

　フードメニューは約60種類。生地を切るとチーズが流れ出る「シカゴピザ」は、「生ハム温玉シカゴピザ」（1,969円）や新人スタッフが考案した、イカ墨を使った黒い見た目が特徴の「黒NAYAの衝撃！」（1,969円）などをそろえる。客の目の前でチーズとニンニクを混ぜ込んだマッシュポテトをかける「日本一チーズがのび～るアリゴ」（1,210円）やレッドチェダーソースとパルミジャーノチーズを削って振りかける「天使のチーズフライドポテト」（990円）などを用意。

　唐辛子などのスパイスをかけた「毛沢東のスペアリブ」（1,320円）や「黒毛和牛赤身肉のステーキ」（2,310円）など肉料理のほか、イタリア産ブルーチーズを混ぜた「大人のポテトサラダ～ゴルゴン風味～」（649円）、チーズを使った前菜約7種類がのったオードブル盛り合わせ（990円）などアンティパストもそろえる。

　ドリンクは、550円のチャージ料金（17時以降はフォカッチャ食べ放題付き）で、「原価に近い」という価格で提供する。アルコールのほか、コーラやジンジャーエール、ウーロン茶などソフトドリンクは1円で用意する。

　織田裕貴社長は「ソムリエがセレクトしたワインや、フレンチやイタリアンの経験を持つ料理人が考案した料理を気軽に食べてもらえるのが特徴。なんばグランド花月が近いので、観劇終わりの人や芸人さんの行きつけになれれば」と話す。

　営業時間は、月曜～木曜＝17時～23時、金曜＝17時～24時、土曜・祝前日は＝11時30分～15時・17時～24時、日曜・祝日＝11時30分～15時・17時＝23時。