「リアル脱出ゲーム大阪南堀江店」(大阪市西区南堀江1)が6月15日、オープンした。こけら落とし公演は「シン・仮面ライダー」。運営はSCRAP(東京都渋谷区)。
「リアル脱出ゲーム」は、謎や暗号を解いてその場に設けた空間から脱出してもらう体験型エンターテインメント。全国に15店舗を常設する。同店は16店舗目。大阪では恵比寿町、心斎橋に続く3店舗目になる。
こけら落としの題材は、3月の公開以降の興行収入が20億円を超えた映画「シン・仮面ライダー」が題材。正義のヒーロー「仮面ライダー」と悪の秘密結社「SHOCKER(ショッカー)」の上級構成員「ハチオーグ」にスポットを当てたオリジナルストーリーを用意する。同店を皮切りに、東京、名古屋、福岡ほか各店でも提供を予定する。
会場には、映画で使用されたハチオーグのマスクやハチオーグのロゴをあしらったテーブルなどを設置する。参加者にはハチオーグの洗脳から逃れるために仮面ライダーと協力しSHOCKERのアジトからの脱出を目指してもらう。参加人数は最大6人で所要時間は120分。音声は、仮面ライダー(本郷猛)役の池松壮亮さんと、ハチオーグ(ヒロミ)役の西野七瀬さんによる録り下ろを用意する。
会場では、変身ベルトをモチーフにしたハンディーファン(3,000円)やイベントのメインビジュアルをあしらったクリアファイル(1,000円)、SHOCKERのロゴをデザインしたステッカー(1,000円)などイベントオリジナルグッズ8種類を販売する。
同イベントプロデューサーの土屋啓介さんは「映画を見ていない人でも楽しめるようにできている。シン・仮面ライダーの世界観とリアル脱出ゲームの楽しさを同時に味わってもらえれば」」と話す。
料金は、平日=3,900円、土曜・日曜・祝日と大型連休などのハイシーズン=4,200円。9月3日まで。