高島屋(大阪市中央区)と、中長期滞在型ホテル「シタディーン」を運営する「アスコットジャパン」(東京都港区)が9月21日、大阪・日本橋にある高島屋東別館(大阪市浪速区日本橋3)を案内するガイドツアーを行う。9月7日から予約受け付けを始める。
現在は、高島屋の事務所や史料館、フードホール、「シタディーンなんば大阪」が入居する高島屋東別館。同館の魅力を観光客に知ってもらおうと両者が企画した。同館3階に入る「高島屋史料館」の学芸員が当時の歴史を交えて館内を案内し、シタディーンなんば大阪のスタッフが英語で通訳する。
ツアーでは、1階大階段跡、西側アーケードのほか、百貨店時代の意匠が残るエレベーターや、地下2階に地上の光を届けるための「採光設備」などを案内。高島屋史料館担当部長の田中喜一郎さんは「高島屋東別館は、昭和初期に松坂屋大阪店として建てられ、戦前の商都大阪を代表する百貨店建築で国の重要文化財。11連アーチのアーケードや豪華な装飾など建物の魅力を、目で見て感じてもらいたい」と話す。
開催は9月21日、10月19日、11月16日、12月21日、2024年1月18日、同年2月15日の6回。各回20人(うち10人は同ホテル宿泊者対象)。先着順。10歳以上が対象。予約は専用サイトで受け付ける。