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黒門市場に海鮮丼専門店「888」 3通りの食べ方楽しめる海鮮丼目玉に

ウニとイクラをトッピングした看板メニューの「盤上ちらし」

ウニとイクラをトッピングした看板メニューの「盤上ちらし」

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 「海鮮丼専門店 888(ぱちぱちぱち)」(大阪市中央区日本橋1、TEL 06-6643-2889)が10月17日、黒門市場にオープンした。運営は「エン時」(同)。

「その時々で一番おいしい海鮮を仕入れている」と話す結城社長

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 1927(昭和2)年、黒門市場で創業した魚の仲卸業者「まぐろのエン時」の新業態。「既存の観光客に加え、地元の人にも旬の魚を楽しんでほしい」と黒門市場の店舗2階部分を改装してオープンした。店舗面積は21坪。席数はカウンター=4席、テーブル=24席。大阪府中央卸売市場から仕入れた魚を使った海鮮丼をメインに、関西各地で生産された茶葉を使ったお茶も用意する。

 看板メニューは、縁が大きいパスタ皿に盛り付けた「盤上ちらし」。皿の中央には、本マグロを店内で手切りするねぎトロなどの具材をのせたすし飯を盛り付ける。皿の縁には、サーモンやエビ、タイなど日替わりの刺し身6種類と玉子焼きをすし飯を囲むように盛り付ける。価格は1,980円。ウニ(2,800円)やイクラ(同)、その両方(3,000円)をトッピングしたものも用意する。南大阪の「泉州のり」と共に提供し、「刺し身」「手巻き」「丼ぶり」の3通りの食べ方を楽しんでもらう。

 お茶は、メニューとの相性を考えて選んだ5種類を用意。濃厚なマグロの味に合うという京都・宇治の玉露(570円)、摘み取る前の茶葉に布などをかぶせて栽培するため渋みが少ないという三重・伊勢のかぶせ(420円)、華やかな香りが特徴という滋賀・甲賀の「土山一晩ほうじ」(460円)など。好みのお茶を選んでもらおうと、各テーブルに瓶に詰めた茶葉のサンプルを用意。お湯は自由にお代わりできる。

 結城康守社長は「マグロはもちろん、その時々で一番おいしい海鮮を仕入れている。お茶も用意しているので、黒門市場に来た人がホッと一息ついて落ち着いた時間を過ごせる場所になれば」と話す。

 営業時間は9時~15時(売り切れ次第終了)。

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