イルミネーションイベント「なんば光旅」が11月10日、南海なんば駅周辺で始まった。

「パークスガーデン」2階エントランスの装飾

　2012（平成24）年に初開催し、なんばパークス（大阪市浪速区難波中2）や南海難波駅が入居する南海ビル（中央区難波5）、高島屋大阪店（同）などのエリアをライトアップする同イベント。12回目となる今回は、7月に開業したなんばパークス南側のエリア「なんばパークス サウス」（難波中2）などにエリアを広げ、約100万球のLEDを使った装飾を施す。

　なんばパークスでは、約10種類のコンテンツを用意。11月10日にリニューアルする「パークスガーデン」では、2階エントランスにゴールドのアーチや同エリア名をかたどったライトを飾るほか、5階「せせらぎの杜」の川や木の枝にやわらかい光をともすというランタン40個を設置する。なんばパークス8階の楕円（だえん）形大型スクリーンには、月やウサギが飛び跳ねる映像を投影。2階「グレイシアコート」では、昨年800人が利用し好評だったというスマートグラス（ARグラス）をかけてイルミネーションを鑑賞するウオークツアー「イルミネーションダイビング」を実施する。

　「なんばパークス サウス」2階では、ゴールドを基調にしたアーチを3台並べるほか、植物をゴールドやブルーの光で装飾。「なんば駅前広場」のオープン日（11月23日）に合わせ、南海ビルの壁面には特別色のライトアップを施す。なんばカーニバルモールでは、「大阪から未来を明るく元気に！」をテーマに「大阪モード学園」の学生が制作したネオンアート9作品を展示する。

　点灯時間は17時～24時。来年2月18日まで。