金製品の展示即売会「大黄金展」が11月15日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で始まった。
金の販売・買い取りなどを手がけるSGC(東京都中央区)が企画し、全国の百貨店を巡回する同展。仏像、仏具、和洋食器、置物など1000点以上の金製品を展示・販売する。
目玉は、2024年の干支(えと)で「たつ」をモチーフにした「黄金の辰(たつ)」の特別展示。金箔(きんぱく)約3000枚を使い、高さは約2メートル10センチに及ぶ。最高価格を付けている短い日本刀「脇差拵(わきざし)」(5,632万円)や同会場限定の招福恵比寿(えびす)の熊手飾り(638万円)などもそろえる。
歌手・天童よしみさんのグッズ「天童人形・よしみちゃんキーホルダー」を純金で再現した新作も用意。1998(平成10)年の初代発売以降、「魔よけ」として親しまれている。高さ6センチ・約25グラムで価格は110万円。開催当日に行われたセレモニーに出席した天童よしみさんは「顔の大きさや体のバランスなどがそっくり。購入しパワーをもらいたい」と話していた。
会場では、金属の塊「インゴット」の分割加工や金・銀・プラチナの買い取りも行う。来場者に実際の金の重さを体感してもらうため、持ち上げてみることができる金の延べ棒も用意する。
開催時間は10時~19時(最終日は18時閉場)。今月20日まで。