南船場のお好み焼きダイニング「shushu(シュシュ)」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6261-2818)は、「プリン号」を使ったプリンの出張販売を行っている。
「シュシュ」は、鉄板がテーブルに設置された「いわゆるお好み焼き屋」ではなく、白を基調とした落ち着いた店内で、お好み焼きや創作料理を楽しめるダイニング。デザートとして提供しているオリジナルプリンが好評で、通常メニューのカスタード、エスプレッソに加え、限定のロイヤルミルクティーを加えた3種類を、現在は阿倍野フープで「プリン号」による出張販売を行っている。卵はこだわりの赤玉を使用し、濃度の高い生クリームやバニラビーンズを多めに加えるなど、濃厚な味が特徴。価格はいずれも280円(店頭販売は250円)。
出張販売のアイデアは、店長の大村裕介さんの「こんな車あったら面白いな」という発想から生まれた。2年前に中古でワゴン車を購入、その場で「茶色と黄色にペイントしてほしい」と頼んだという。「店舗での販売とは違って、こちらは『趣味』という感じ。売り上げやお金よりも、まず自分たちが楽しんで販売している」(大村さん)。ワゴン車でプリンを売るという珍しい姿に、買い物客や通りすがりのビジネスマンなどさまざまな客が足を止めるという。
阿倍野フープでの販売は、直近では6月25日・26日・27日・28日を予定している。大村さんは「以前は梅田やなんばハッチ、同志社大学でのイベントなどで販売していた。次回の出張販売は未定だが、お店でもテークアウトできるので、ぜひ味わってもらえれば」と話している。