「ミナミ・フライング万博 2024」が4月13日、道頓堀商店街と戎橋筋商店街、なんば広場の3カ所で始まった。
大阪・関西万博の開幕1年前を契機に10月13日までの半年間にわたって毎月、公共空間3カ所を活用して開く同イベント。地元商店街や民間企業で構成する「なんば・道頓堀公共空間活用連絡会」が主催する。同連絡会の上山勝也会長は「万博に行くきっかけ作りができれば」と話す。第1弾イベントとして4月28日まで、「道頓堀たこ焼 EXPO2024」を開催している。4月26日から3日間は、なんば広場でオープニングイベントを実施する。
「道頓堀たこ焼 EXPO2024」では、道頓堀商店街のたこ焼き店8店が大阪・関西万博に出展予定の海外パビリオン8カ国の食材でたこ焼き(4個600円)を創作。「くれおーるJUNK」は「トリュフ塩とクリームチーズソースたこ焼」を「たこ家道頓堀くくる コナモンミュージアム店」は「キムチ入りヤンニョムたこ焼」をそれぞれ販売する。
オープニングイベントは、「メインステージ」「サーカス・物販エリア」「フラワーエリア」の3つのエリアに分けて展開。「メインステージ」では、26日に公式キャラクター・ミャクミャクが登場するほか、27日・28日は大阪ゆかりの若手アーティストによる能登半島地震復興支援ステージを行う。「サーカス・物販エリア」では、サーカスを見せるほか北陸3県関連商品の販売、大阪・関西万博のパビリオンを紹介し、「フラワーエリア」では、球根を大きくするために摘み取られたチューリップの花約1万本を使ったフラワーカーペットを作る。開催時間は10時~18時。入場無料。
キックオフイベントとして12日に行われた「ミナミ・グリーティングパレード」では、パフォーマーや地元留学生など約30人が観光客などに手を振りながら道頓堀商店街からとんぼりリバーウォークまで練り歩いた。