ミナミの夏の風物詩「道頓堀川万灯祭2024」が7月1日、「とんぼりリバーウォーク」(大阪市中央区道頓堀6)で始まった。
1999(平成11)年に大阪青年会議所の事業として始まり、2003(平成15)年からは地元商店街などで構成する「いっとこミナミ実行委員会」(本部=道頓堀商店会)が主催するライトアップイベント。深里橋から日本橋までの約800メートル区間の道頓堀川沿いに、地元店舗や企業、インターネットからの一般公募で集めたちょうちんを装飾する。
今年は、1629個のちょうちんを装飾。地元企業の社名や店名が入ったもののほか、アイドルグループの名前が書かれた「推し活ちょうちん」や「大好きや!ミナミ」「大阪・関西万博頑張れ!」などメッセージを入れたものも見受けられた。
初日の7月1日に行われた点灯式では、いっとこミナミ実行委員長の上山勝也さんや「上方舞 山村流」の山村友五郎さん、劇団「OSK日本歌劇団」の夏目せなさん、梅名希歩さんらが登壇。上山さんは「前回からちょうちんの数も増え、2025年大阪・関西万博への期待もあるのではと感じている。来年は2025個のちょうちんを飾ることができれば」と話した。
点灯時間は19時~翌2時。8月31日まで。