「ミナミ・フライング万博 2024夏の陣 with ミツカン」が現在、なんばエリアで開催されている。主催は「なんば・道頓堀公共空間活用連絡会(NDK連絡会)」。
今年4月13日から行っている、道頓堀・戎橋筋・なんば広場を中心とする公共空間を活用し、町衆主導のさまざまなイベントで街全体を盛り上げるプロジェクト「ミナミ・フライング万博 2024」の夏の企画として開催。大阪府南部・和泉の国が日本で最初に酢を作ったといわれていることから、酢をはじめとする調味料の製造販売を行う「ミツカン」(愛知県半田市)とコラボレーションする。
「Pivot BASE Cafe & Bar @Dotonbori」(中央区道頓堀1)では、ミツカンのビネガードリンク「フルーティス」を使ったノンアルコールのコラボレーションドリンク「世界各国をイメージしたフルーツごろっと万博酢ワー」(各880円)を提供。フローズンミックスベリーをトッピングしフランスをイメージした「トリコロールビネガードリンク」や、モモの果肉を入れスイスをイメージした「ピーチミントビネガードリンク」など6種類を用意する。コラボレーションドリンクを考案した同店スタッフの丸山裕美さんは「炭酸が入った夏らしいドリンクになっている。色もグラデーションになるよう見た目にもこだわった。酢が苦手な人にも飲んでもらえたら」と話す。
このほか、「道頓堀酒場くれおーる」(中央区道頓堀1)、「炭火焼肉 道頓堀みつる 道頓堀本店」(同)では、ミツカンのビネガードリンク「フルーティス」「黒酢ドリンク」を使った「万博酢ワー」やアルコール入りの「万博酢ワーカクテル」を販売する。期間中、街中で同イベントの新テーマソング2曲「ブギウギっす!」「GLASS WINDOW」を流し、街を活気づける。
NDK連絡会の上山勝也会長は「大阪・関西万博に向け、大阪で商売をする人間として、行政だけでなく民間も立ち上がり盛り上げようとの思いから企画した。万博までのウオーミングアップとして、ミナミの町から機運を醸成したい」と意気込む。
9月10日まで。