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心斎橋で「笑うアートマンションと10人の住人展」 芸人が考案した作品も

103号室・カズレーザーさんの部屋に設けたフォトスポット

103号室・カズレーザーさんの部屋に設けたフォトスポット

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 展覧会「笑うアートマンションと10人の住人展」が9月6日、心斎橋パルコ(大阪市中央区心斎橋筋1)14階「PARCO GALLERY」と9階イベントスペースで始まった。

106号室・ヒコロヒーさんの部屋に設けた「テレフォンボックス」

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 カズレーザーさんやヒコロヒーさんをはじめとするお笑いタレント、アーティスト、SNSクリエーターなど10組が「笑い」をテーマに作り上げたアート作品を展示する同展。1月の東京・原宿会場を皮切りに広島でも開催し、今回で3会場目となる。今後、仙台や名古屋、札幌に巡回を予定する。

 10組が住む「アートマンション」をイメージし、2会場に10部屋の展示部屋を設ける。14階「PARCO GALLERY」には、103号室・カズレーザーさん、105号室・街裏ピンクさん、106号室・ヒコロヒーさんなど6組のアート作品を展示。アート作品は、チューブでテレビにつながれた心臓の模型を来場者が握るとワイプに映るカズレーザーさんが反応する仕掛けを施した「タレント心臓握りの刑」や、無数の貼り紙に書かれたさまざまな電話番号に電話をかけるとヒコロヒーさんが応答する「テレフォンボックス」などを展示する。

 9階イベントスペースには、107号室に食材をテーマにしたアイデアを発信するメディア「スーパーマーケットカカム」、108号室にコンテンツクリエーターの藤原麻里菜さんなど4組のアート作品を展示。ロボット掃除機と「ヤンキー」の「ぶつかる」という共通点から考案したぶつかるとキレた言葉を発する藤原麻里菜さんの作品「ヤンキーロボット掃除機」の映像展示や、トマト型のクッションやレタスを模した布団などを自由にトッピングし写真撮影ができるスーパーマーケットカカムの「巨大な食パンのベッド」などを展示する。

 パルコ心斎橋店・企画担当者の加藤大智さんは「3階建てのギャラリーを使って本当のマンションのような展示構成になっていた原宿会場を再現するため2会場構成にした。体験型の作品もあるので、楽しみながら作品を完成させられる点が魅力。来場してお気に入りの作品を見つけてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。入場料は、一般・大学生=1,500円、中・高校生=1,000円、小学生=500円。保護者同伴で小学生未満は無料。9月22日まで。

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