宇宙ロケットの廃材で作ったベンチの展示が9月17日、なんばCITY(大阪市中央区難波5)地下1階「ガレリアコート」で始まった。
展示されている「宇宙タンクベンチ」を製作したのは、宇宙産業の盛んな北海道の企業を中心に組織されたグループ「&SPACE PROJECT」。試験用のロケット燃料タンクをリメークし、アルミ製のベンチに生まれ変わらせた。
「ガレリアコート」は1978(昭和53)年、なんばCITYがオープンしてから29年間、高さ33メートル、重さ18トンのロケットが立っていたことから通称・ロケット広場と呼ばれ待ち合わせ場所として親しまれていた。2007年(平成19)にロケットは撤去され、2009(平成21)年、現在の名称に変わった。
会場ではロケット広場の歴史を振り返るパネルのほか、宇宙ロケットの廃材で作ったテーブルやいすも併せて展示する。
展示期間は今月27日まで。