「浪花日本橋劇場」(大阪市中央区日本橋1)が10月23日、日本橋駅近くにオープンした。
健康食品の製造販売・輸出を手がける「日英物産」(吹田市)が、訪日客向けのショールームを開設するに当たり、日本文化に触れてもらおうとオープンした。
劇場では、ミナミ唯一の茶屋として営業を続ける「たに川」の芸妓が舞を披露。一緒に撮影できる時間を設ける。撮影時に着られる着物も約50着用意する。芸妓の舞を含めて1公演は約30分。
当面は海外の旅行会社が現地で募集するツアーを対象に営業するが、日英物産の足立洋さんは「予約システムを作り、近いうちに日本人でも体験できるようにする」と話す。初日はベトナムからの旅行客50人が来店し、芸妓の舞を鑑賞した。60代の男性は「初めて見たが感動した。日本の文化に触れられてうれしい」と話す。
公演時間は13時・15時・17時。料金は4,000円。