バレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」が1月23日、高島屋大阪店（大阪市中央区難波5）7階特設会場で始まった。

大阪府産のサツマイモを使った「焼き芋ブリュレパフェ」

　「年に1回のショコラの祭典」として毎年開催している同イベント。今年は、同店初登場の25店舗を含む国内外のブランド約100店が出店する。今年4月から大阪・関西万博が開催されることから「大阪」に注目し、大阪産食材を使ったスイーツや大阪で活躍するシェフが作った同店限定商品を展開する。

　目玉は、八尾市の若手農家集団「オオサカポテト」と東淀川区の洋菓子店「トゥシェドゥボワ」がコラボ開発した同店限定の「焼き芋ブリュレパフェ」（1,100円、28日まで）。オレンジコンフィやサツマイモのコンポート、カカオのジェラートなどを重ね、「オオサカポテト」が生産するサツマイモ「夢シルク」をキャラメリゼした焼き芋をトッピングした。

　このほか、チョコレート専門店「エクチュア」の泉北レモンと和歌山県産のモモを使ったチョコレート2種類を入れた「タカシマヤ限定BOX」（6個入り、2,592円）、池田市に店舗を構える「パティスリー ア・テール」の花柚子（はなゆず）を器にしてユズ果汁入りの生チョコを流し込んだ「まるごと柚子のショコラ」（2個入り、1,944円）も同店限定で販売する。

　実演販売は、堺市のフルーツ喫茶「グリーンケトル」のクマをイメージして盛り付けたチョコミルクベースのかき氷「バレンタインくま氷（ショコラ）」（1,301円、28日まで）、南堀江の「パティスリールシェルシェ」のクロワッサン生地にバターとチョコレート、キャラメルを練り込んだ「キャラメルサレ・クイニーアマン」（651円、各日13時から販売）など。

　同店広報担当者の横澤直美さんは「チョコレートだけでなくチョコレートを使ったさまざまなスイーツも用意している。期間中、店の入れ替えもあるので、複数回来場して楽しんでもらえたら」と話す。

　開催時間は10時～20時。2月14日まで。