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心斎橋大丸の屋上で蜂蜜収穫 担当者「今年の蜜はさっぱりとした味」

収穫の様子

収穫の様子

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 大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)が5月13日、同館屋上で蜂蜜の収穫作業を行った。

今年最初の蜂蜜

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 2019年から試験的に始まり、2021年から「心斎橋はちみつプロジェクト」として本格的に動き出した取り組み。3月中旬に5群の巣箱を屋上に設置し、女王蜂の有無やミツバチの健康状態などを毎週チェックしてきた。

 今年初めての収穫となるこの日、作業員が巣箱から巣板を取り出した。巣穴に張られていた蜜蓋(みつぶた)と呼ばれる白くて薄い膜のような物を作業員が蜜刀という包丁でそいでから巣板を遠心分離器にかけると、遠心力ではじかれた蜜が遠心分離機の内側にびっしりと張り付き、しばらくすると底にたまった。その後コックを開くと、金色の蜜が容器に流れ出てきた。

 同館の池田和寿さんは「今年最初の蜂蜜は、さっぱりとした味。冬から春にかけての天候不順により、例年より厳しい状況でのスタートだったが、5月から6月にかけてミツバチが元気に街を飛び回り、たくさんの蜜を採って来てくれそう」と話す。

 7月5日・6日には地下1階「ラベイユ」で、来店客に遠心分離機で蜜を採取してもらう体験イベントの開催を予定する。

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