世界の酒を集めたイベント「世界の酒まつり」が6月18日、高島屋大阪店（大阪市中央区難波5）7階で始まった。

日本限定の「フェッラーリ・オマージュ」も楽しめる

　ビールやワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎など、約30カ国100種類以上の酒が一堂に会する同イベント。今回、酒の魅力を発信しようと初開催する。会場を酒のカテゴリーごとに分け、試飲や物販のほか、飲み比べできるバーなどを展開する。

　バーは7カ所。日本限定のイタリアンスパークリングワイン「フェッラーリ・オマージュ」（1,210円）などをそろえる「フェッラーリBAR」や、10種類以上の日本酒を用意する「獺祭BAR」、ベルギーやドイツなどの瓶ビールとグリルソーセージ（2,600円）を提供する「世界のビール博物館」など。バーテンダーが目の前でカクテルを作る「Bar Around The World」では、米カクテルコンクールの優勝作品「アラウンド・ザ・ワールド」（1,100円、各日30杯限定）や英・ロンドンのバーテンダーが考案した「エスプレッソマティーニ」（990円）など7種類のカクテルを提供する。

　フードエリアには、京都・祇園のギョーザ専門店「餃子（ギョーザ）歩兵」の「生姜（しょうが）ぎょうざ」（1,201円）や大阪・九条のアジア料理店「Asian kitchen cafe 百福（ももふく）」のガパオライス（1,251円）など酒との相性を考えたグルメのほか、イタリアのリキュールを使った「FLOR GELATO ITALIANO OSAKA」のジェラート（601円）などスイーツもそろえる。

　同店広報担当者の難波里奈さんは「酒を飲む人が減る中、酒に詳しいスタッフとの交流や試飲を通して酒の魅力を幅広く知ってもらう機会になれば。酒の好き嫌い問わず、気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時まで）。今月23日まで。