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大阪・千日前に複合ビル 南海とANAが協業、ボーイングのシミュレーターも

内覧会の様子

内覧会の様子

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 複合ビル「ANAスカイコネクトなんば」(大阪市中央区難波千日前)が6月25日、グランドオープンした。

2階のフライトシミュレーター

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 ビルは9階建てで、延床面積は2456平方メートル。南海電鉄がなんさん通りに建設した建物をANAグループの「ANAファシリティーズ」(東京都中央区)が一括して借り上げる。5階~9階にはオフィスが入り、3・4階にはスタートアップ向けのシェアオフィス(8万5,000円~)が入る。

 2階には飛行機操縦を体験してもらえるラウンジがオープン。ジェット旅客機「ボーイング 737MAX」のシミュレーターを備える。体験してもらうのは、エンジンスタートから、タキシング(地上走行)、離陸、着陸、タッチ&ゴーなど。1階にはANAとコラボレーションした「タリーズコーヒー」が入る。ファーストクラスをイメージした半個室を備えるほかANAグループのイメージサウンド「アナザースカイ」を放送する。

 南海電鉄の藤本兼三さんは「2031年にはなにわ筋線が開通し、関空と梅田が直結する。他の事業者と共に難波というまちを(梅田に負けないよう)大きくしていきたい」と話す。

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