西大阪高速鉄道と阪神電鉄は、来年3月20日に開業する「阪神なんば線」の建設工事区間を歩くイベント「『阪神なんば線』新線ウォーク」を11月24日に開催する。
同イベントは、ドーム前駅から西九条駅付近までを1時間程度で歩く。ドーム前駅は地下約30メートルにホームがあり、最も高い高架橋や安治川橋梁は地上約14メートルと高低差のあるコース。両社は「完成に近づく工事現場を実際に見てもらうことで、阪神なんば線にいち早く親しんでほしい」と企画した。
阪神なんば線は西九条-近鉄難波間(3.8キロメートル)を結ぶ新線で、開業後は近鉄との相互直通運転により三宮-近鉄奈良間を70分台で結ぶ。10月16日には神戸-奈良間の線路が1本につながることを記念したセレモニーが行われた。同イベント開催後は、新線区間全線にわたって試運転列車の運転を開始するため、同区間を歩くことができるのは1回限りとなる。
開催時間は9時~16時。ドーム前駅に集合し、西九条駅付近で解散。現在参加者を募集しており、詳しい集合時間や場所は直接知らせる。小学生以上が対象(小学生は保護者の同伴が必要)で、参加無料。募集人数は400人。申し込み多数の場合は抽選で決定する。応募ははがきで、10月31日まで(当日消印有効)受け付ける。
問い合わせは事務局(阪神コンテンツリンク内、TEL 06-6442-5170、平日10時~17時)まで。