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なんばウォーク舞台にした短編小説配布 「対岸の家事」作者が書き下ろし

「なんばウォークの魅力知って」と田中さん

「なんばウォークの魅力知って」と田中さん

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 短編小説「なんばウォーク、一周まわって」の配布が10月24日、地下街「なんばウォーク」(大阪市中央区千日前1)で始まった。11月18日まで。

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 筆者は「対岸の家事」「わたし、定時で帰ります。」などで知られる朱野帰子さん。「なんばウォーク、一周まわって」は東京の企業で管理職として働く女性が主人公で、夫の大阪転勤に伴って、家族で引っ越すか、自分だけ東京に残るかを迫られる。迷っていると夫から「なんばウォークを歩いてみれば」と勧められる。小説は7月に朱野さんが実際に同地下街を回り、見聞きしたこと、味わったもの、感じたことをベースに書いたという。

 同作に登場する店舗は「お立ち呑(の)み処(どころ) 赤垣屋」「会津屋」「すし酒場さしす」など。全4巻2万部を配布するほか、同地下街の全ての店舗にインターネット上で同作が読める2次元コードを設置する。

 同地下街・営業部の田中亜梨沙さんは「読書の秋と食欲の秋の両方を満たせる企画。小説をきっかけに地下街の新たな魅力に気付いてもらえたら」と話す。

 同地下街の営業時間は10時~22時。

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