マカロンサイズの缶「クリエイターズ コロン缶」のポップアップショップが11月2日~4日、心斎橋パルコ(大阪市中央区心斎橋筋1)地下2階で開催された。
企画したのは、高石市に拠点を置く金属缶メーカー「生野金属」。同社ではこれまで、一斗缶やギフト用缶など、主に企業に対して製品を納品してきた。小西康晴社長によると、社会情勢の変化で缶の利用が減っているという。缶の魅力をもっと発信しようと昨年5月、一般消費者向けのマカロンサイズのスチール缶「コロン缶」を開発し、岸和田の直営店「カランコロン」で販売してきた。コロン缶は直径4.5センチ、深さ3センチスチール缶で、缶の内側にもデザインが施されているのが特徴。「あえて使い方は提案しない。薬入れや小物入れ、推し活グッズとしてなどさまざまな使い方が生まれている」と小西社長。
「クリエイターズ コロン缶」は、アーティスト22人とコラボレーションしたコロン缶で40種類を用意。アーティストには大阪・関西万博で壁画を描いたBAKIBAKIさんなどが名を連ねた。期間中、アーティストの原画や関連グッズなども販売したほか、4日はアーティストを招いたトークショーを行った。
同社では11月6日~12月27日、南堀江のギャラリー「BAKUNICUM(バクニクム)」でもポップアップショップ(15時~21時)を開催する。